スポンサーリンク

【教育入院編】それは現実の風景だった(糖尿病の経緯⑨)

病気のこと
この記事は約2分で読めます。
スポンサーリンク

入院生活にもだいぶ慣れてきた。
病院の地図を見て、屋上があることを知った。
ある日僕は、屋上に出てみた。

屋上は風が気持ちよかった。
いつも歩いている駐車場や、病院の周りとは少し違った。
ここでたくにもらったシャボン玉でもしようかな。
そんなことを考えていた。
気持ちのいい場所だった。

ある日、また屋上に行った。
その日もいい天気だった。
屋上では、点滴をした髪の毛のない男性と若い女の子がベンチで話していた。
おじいちゃんとお孫さんかな、と思った。
すごくほのぼのとした風景で。
屋上の広場に出るときはそのベンチの前を通らないといけなかった。
すると、そのベンチに座っていたのは若いカップルだった。

おじいちゃんだと思った男性は若かった。
高校生ぐらいのカップルだった。
もしかしたら抗がん剤治療かなにかをした子だったのかもしれない。
そういえば同室のおじいちゃん達も抗がん剤治療をしていた。
話したわけではないから詳細はわからないけれど。

僕にとってそれは、ドラマなどのフィクションの世界の話だった。
だけどそれが現実にある世界だった。
その子はわからないけど。
わからないけど。

本当におだやかな時間。
気持ちいい風と太陽に包まれた時間だった。
その2人の風景は。
だけど僕は勝手にたまらない気持ちになった。

そのおだやかな時間が、2人の笑顔が。
いつまでも続けばいいなと思った。

コメント

プロフィール

なかのひと
しっくん

ずっとレンタルブログでブログを書き続けてきたが、2019年1月1日より独自ドメインでブログを運用する決心をし、2018年11月28日にサーバーを契約。
ワードプレスの勉強をはじめ、ブロガーとして生きることを決心し、現在に至る。
何か人の役に立てることをして社会への恩返しをしたいと思っている。

しっくんをフォローする